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保育をする上での心構えとは?大切だと気付くことができたのは…

幼稚園教諭になって感じていた不安

私は3年前からこの菅原学園の幼稚園で勤務し、昨年度は年中児のクラス担任として保育を行なっていました。学生の頃、漠然と「幼稚園の先生になりたい」と将来の道を決めて目指してきましたが、実際に幼稚園教諭となってみると、保育を行なう上での難しさを感じることがありました。担任としてクラスを集団として進めていくことと同時に、一人ひとり個性をもったこどもたちに対してそれぞれに合った援助をしていく必要があります。保育者の援助や日々の活動の一つ一つがこどもたちの学びや育ちにかかわってくるので、どのように進めたらいいのか迷ったり、声がけに悩んだりすることがありました。

根本にある大切なこと。やりがいとは?

迷った時、悩んだ時に一番に思い出すようにしていることがあります。それは『一人ひとりを大切に保育する』ということです。こどもたち一人ひとりのことを考え、向き合った上で援助をしていく、声がけをしていく、活動を進めていくことが大切であると感じています。担任としてクラスのこどもたちとそれぞれ向き合うことで、こどもたちの成長を感じることができます。泣いている友達を心配して声をかける様子、今まで跳べなかった縄跳びに挑戦しようと頑張る気持ち、恥ずかしがっていた人前でものびのびと歌ったり踊ったりする姿など…一人ひとりの成長を見たり笑顔をたくさん見ることができたりすることで自分自身のやりがいにつながっています。

それでも…悩んだり迷ったりしたときの強い味方は!

こどもたちと向き合っていく中で、悩んだり迷ったりすることはまだまだあります。「こどもたちにとってどうするといいのだろう」「他により良い方法はないのかな」などと、考えても考えても答えが出ない時、それはきっと誰にでもあることだと思います。しかし、私には心強い味方がいます。それは共にこどもたちを保育している幼稚園の先生たちです。悩んだ時、一緒に考え的確なアドバイスをくれたり、新しい考えを取り入れてくれたりと、毎日本当に助けられています。職員間で協力し合って保育をしているからこそ『一人ひとりを大切に保育する』ことができているのだと、私は感じています。

最後に

今年度は子育て支援として、昨年度学んだことを生かしながら保育を行なっています。それぞれの立場から日々こどもたちとかかわり、一人ひとりの様々な表情を見ることができるという幸せを感じています。今でも悩んだり迷ったりすることもありますが、どの立場であっても根本にある大切なことを常に忘れないように意識しています。これからも様々な活動やあそびを通してこどもたちが充実した園生活を送ることができるよう職員間で協力しながら保育を行なっていきたいと思います。

令和2年度採用 3年目(4年経験有) 影山